【衝撃走る!?】出前館のニュースが色々と！（無配転落＆優待制度変更＆ウーバーイーツ買収？報道）

8月18日、出前館（2484）より予想外の適時開示が発表されました。

それは、14年ぶりの無配転落＆株主優待制度の変更（私にとっては改悪）です。

また、開示以外にも衝撃のニュースが！

１．無配転落

出前館は、前身の「夢の街創造委員会」時代である2006年8月期以来14年ぶりに年間配当を無配としました。

確かに第3四半期までの利益は思わしくなく、最終損益はマイナス18億円と前年より悪化していました。

しかし売上高は新型コロナの影響でデリバリー業界に追い風が吹き前年比プラス40％の約61億円と絶好調で、まさかこのタイミングで無配となるとは思いませんでした…。

２．【改悪？】株主優待制度も変更！

従来は進呈された優待ポイントの利用上限はありませんでしたが、次回より1枚1,000円の商品券となり、1回の利用ごとに1枚（つまり1,000円分）しか使えなくなります。

※権利確定月は2月・8月の年2回で変わりありません。

【従来の優待内容】

100株以上の保有で以下を進呈。

＜2月権利＞
出前館で利用できる、期間固定Tポイント3,000円分：100株以上

＜8月権利＞
1年以上保有で、保有年数を重ねるごとにポイント数を上積み（最大7年以上の保有で2,000円分上積み）

【次回からの優待内容】

100株以上の保有で以下を進呈。

＜2月権利＞
出前舘で利用できる、期間固定の株主優待券3,000円分

＜8月権利＞
株主優待券4,000円分：3年未満
株主優待券5,000円分：3年以上5年未満
株主優待券6,000円分：5年以上

※株主優待券は、出前館1回の利用ごとに1枚（1,000円分）まで利用可能。

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出前館のヘビーユーザーならもらえる優待の金額が増え拡充とも考えられますが、多くの株主にとっては使いづらい株主優待となってしまったと思われます。

最近ではテレビCMも積極的に打っているようですが、完全な競合であるウーバーイーツやファミレス等のテイクアウトと消耗戦を繰り広げているのでしょうか。

開示によると事業への投資を優先させるためとしていますが…これだけ売り上げが伸びている中なので、どういう事に投資しているのか、競合への影響がない程度で良いので公開して欲しいですね。

３．そんな中で衝撃的なニュースが！

出前館がウーバーイーツ買収を検討というニュース（8/18WBS）！！！

ちなみに、

・出前館はLINEと資本提携しています。
・LINEは今後、Zホールディングス（Yahoo）と経営統合します。
・Zホールディングスはソフトバンクグループ傘下の企業です⇒LINEと経営統合後は、LINEも傘下に入ります。
・ウーバーイーツはソフトバンクグループが出資しています。

⇒つまり、ソフトバンクグループは出前館・ウーバーイーツを一気に傘下に…という想いでしょうか。

「株は噂で買って事実で売る」という話もありますが…8月19日以降の株価がどう変動するか読めなくなってきました。

8/18の夜間PTS株価はストップ高を付けましたが、どこまで株価が変動するのでしょうか。残念ながら私は保有していない銘柄なので、第三者として注目してみます（悔）。